パリのパスnavigo(ナヴィゴ)は乗り放題? 買い方・使い方が5分でわかるまとめ

こんばんは、今日は近くのデパートのセールのために年休を取得したため、セール後にゆっくりコーヒー飲みながらブログ書いてます、よぽです。

年休消化って予定がないととらないので、セールのために?と思うかもしれませんが、なにかにつけて無理やり年休使っちゃうようにしています。

今日は先日ご紹介した、新婚旅行(フランスパリとドイツフランクフルト7泊9日の旅)パリの交通機関の続編で、「ナヴィゴ(navigo)」について、まとめたいと思います。

新婚旅行の概要と、交通機関については以下でまとめていますので、ご参考までに。

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乗り放題パスnavigo(ナヴィゴ)とは?

専用のICカードを購入してチャージするだけで、選択した範囲内の乗り物が乗り放題になる、日本のsuicaのようなものです。

navigo(※)は、選択した期間(旅行者には1週間がオススメ)、地下鉄(メトロ),バスなど公共交通機関が乗り放題になります。

価格は22.8 EUR(2019.01時点で約2,830円)と安い(他との比較を後述します)ため、物価の高いパリでは重宝するICカードです。

シャルル・ド・ゴール空港、ヴェルサイユ宮殿、ディズニーランド・パリなどパリ近郊も乗り放題の対象なので、郊外まで足を伸ばすと更にお得になります。よぽの場合は、パリ市内とヴェルサイユ宮殿に行くまでのバスで利用したので、navigo以外のパスは不要でした。

ちなみに、実物は以下の通りです(ケースは付属でつけてくれました)。

(※)細かく言いますと、観光客向けはnavigo Découverte(ナヴィゴ デクーヴェルト)、在住の方用はnavigo personnaliséeです。

ただし、利用期間が固定(月曜始まりの日曜終わり)になっていたり、パスポートのように証明写真が必要だったり、いきなり現地で買おうとしても対応できない場合があります。

これさえ持っていればどこにでも!な便利なものですが、買い方など知っておかないと、もしかすると危険な目にあうこともあるので、後の方でご紹介します。

 

navigoの購入方法・場所

suica同様、駅で買えます。パリの主要駅であれば間違いなく購入可能です。よぽは、到着後最初に地下鉄に乗った、シャンゼリゼ通りのフランクラン・D・ローズヴェルト駅で購入しました。

購入方法は2種類です。絶対に前者の窓口で直接購入することをおすすめします。

 

・窓口で直接購入

・券売機で引き換え券を購入し、窓口でnavigoと交換

 

よぽの場合は意図せず券売機で引換券のパターンになってしまったため、間違えてしまった方のためにも後者について記載します。

パリの駅は、日本同様入出口が複数あったり、窓口がなく券売機だけ設置している小さな改札があったりします。

よぽはその辺わからず、窓口がない改札でnavigoを購入しようとしてしまったため、券売機で親切な方(※)のご指導のもと、

引換券を購入→駅構内を横断し、窓口のある改札から一旦出る→窓口にて引換券をnavigo に交換する、というなんとも回りくどい買い方をしました。

結局窓口では、引換券を差し出し、写真(縦3cm×横2.5cm)を要求されたのでそれも提出。ものの3分で購入できました。

(※)親切な方については最後の注意点に記載しますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

 

navigoの料金

料金は以下の通り、ゾーン(Zone)によって異なります。

ゾーン(Zone) Tarifs en euros
Toutes zones (1-5) 22,80 €
2-3 20,85 €
3-4 20,20 €
4-5 19,85 €

参照元:navigo公式サイト(2019.01時点)

 

ちなみに、ゾーンについては、ざっくり以下の通りと思っていただければ問題ないです。

パリ中心部を回る方は必然的に「1-5」となります。お値段もそれほど変わらないので「1-5」を選んでおけば間違い無いと思います。

Zone1:パリ区内。ルーヴル美術館、エッフェル塔、凱旋門やリヨン駅、パリ北駅、パリ東駅、モンパルナス駅
Zone2:ヴァンセンヌ城、ヴァンセンヌの森
Zone3:新凱旋門(グランダルシュ)、セーブル陶磁器博物館
Zone4:ヴェルサイユ宮殿、オルリー空港
Zone5:シャルル・ド・ゴール空港、ディズニーランド・パリ

navigoの魅力・他のパスとの比較

なんといっても安心感があります!初めての土地で、Zoneを正確に把握するのは困難ですし、なにより仮に誤った切符を使ってしまった時に、「間違えました」が通じるのか不安です。

navigoは1週間乗り放題の割に決して高すぎることはないので、「土曜日から現地入りで2日しか使えない」などよっぽどの理由がない方は、navigoにしてしまって良いと思います。

ちなみにパリで使用できる交通機関の切符、パスの一覧は以下の通りです。旅行の内容に応じて賢く選択してみてください。(それぞれ情報が古いかもしれませんのであくまで目安と思ってください)

切符・パスの名前 対応zone 料金 有効期間
Ticket t+/チケットt+ 1 1枚:1.90€
10枚綴り:14.90€
なし
Mobilis / モビリス 1-2 7.50€ 1日
Navigo découverte /

ナヴィゴ・デクベルト

1-5 22.80€ 月曜~日曜
Paris Visite / パリ・ヴィジット 1-3 1日:12.00€
2日:19.50€
3日:26.65€
5日:38.35€
1日
2日
3日
5日

参照元:各ホームページ(2019.01時点)

 

navigoの購入場所・注意点

ここから余談なので、興味のある方だけ読んでみてください。。

よぽがnavigoを購入した際は、窓口がない改札であったため、券売機を利用してしまいました。券売機は英語表示を選択できるものの、正直予想以上に何を押せばいいかわからず、あたふたしてしまいました。

そのとき、券売機横に新聞紙を床に敷いて座っていた男性(30代と思われる)が手慣れたように、

Navigoを買うのかい、ミスター?

と訪ねてきました。

大丈夫、ありがとう

とスマートにかわしたかったのですが、本当に大丈夫ではなかったので、お言葉に甘えてnavigoを購入するための画面操作をしていただきました。

手慣れているようで、「期間は?1週間?」「区間は?1-5?」と次々とボタンを押してってくれます。最終的に「カード?現金?」と聞かれ、カードでお願いしたのですが、なぜかカードが反応せず、現金で支払うことになりました。

現金を使ったのがそこが初めてであったため、どれが何ユーロ札か瞬時に分からず、財布の中をその方に全て見せて現金を選んでもらい、券売機に投入しました。結果、無事navigo(の引換券)を購入できました。

最後にその男性は、座っていた前に置いていた小銭が詰まった缶をおもむろにこちらに差し出し、「チップが欲しい」と仰りました。私は2ユーロ硬貨を差し上げたところ、とても喜んでいらっしゃいました。

後から聞いた話ですと、妻は私が財布を広げているところを後ろからヒヤヒヤ見守っていたようです。まあ確かに言われてみれば、そのまま持ち逃げでもされたら。。

しかもドイツの地球の歩き方をおもむろに見ていたら、ヨーロッパの駅は警戒した方が良いようで、券売機で親切なふりをするひったくりが多いようです。。

私が出会った方はそんなことはなかったので良かったのですが、皆様ももし同様のケースに遭遇しましたら、迷わず窓口のある改札に移動し直しましょう。

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